鶴見・神港支部主催の「行政書士による無料相談会」に多数お越しいただきまして、誠にありがとうございました。

10月20日(土)10時から16時の間、会場となりました鶴見公会堂 第2会議室には、昨年の1.7倍のみなさんにご来場を頂きました。

ご相談内容は遺言・相続・成年後見などが多く、その他、家族関係、不動産関係、入管関係など多岐に渡りました。

短い時間ではございましたが、それぞれにご納得いただけた様子が伺われました。

支部では、同様の無料相談会を、鶴見区・神奈川区・港北区のいずれかで毎年10月に開催しています。
今年は終了致しましたが、何か御相談事がございましたら、最寄りの行政書士か、支部お問い合わせ先までなんなりとご連絡ください。


ご相談風景







支部の相談会参加者



6階エレベーターホールでのご案内



1階エレベーターホールでのご案内



鶴見駅西口での広報活動


当ホームページにはお問い合わせ窓口があり、お寄せいただいた内容には支部会員が誠意をもってお答えしています。

返信先メールアドレスにお答えしておりますが、まれに送信不能となる場合がございます。

お問合わせ頂く際には、返信先アドレスを十分ご確認くださいますようお願い致します。

支部からの返信がないとお心当たりの方がいらっしゃいましたら、正しいアドレスとともに再度お問合わせください。
お待ちしています。


下記の通り、安友 千治 鶴見・神港支部長による講演、ならびに行政書士による相談会が開催されました。横浜市中央図書館と神奈川県行政書士会がタイアップしたこの企画は、昨年に引き続き2度目。冒頭、神奈川県行政書士会の田後会長から挨拶がありました。



今回は、「教えて!人生のあれこれ対処法〜くらしまもるさんの一生〜」と題し、人の一生に起こりうるトラブルの対処法や予防法をご紹介しました。安友氏の豊富な経験に基づいた具体的なお話は興味深く、参加者からは沢山質問がでました。その中からいくつかご紹介します。

・胎児の権利・・通常、人は無事に生れて初めて権利を持ちますが、損害賠償請求権・相続の権利・子にプラスになる遺贈の権利・生まれたものとして認知を受けること、の4つは胎児にも与えられています。  

・学校でのいじめ・・学校から帰ってからの15分間は、子供が親に訴えたい感情が出やすい時間帯。その時間に親は充分子供の様子に注意してほしい。親友など近い友達からのいじめが増えてきています。 



・金銭トラブル・・言うべきことを言わない、決めるべきことを決めないあいまいさが金銭トラブルを引き起こします。金銭貸借の話がきたら、最初の段階でどんなに水くさく思われても、書面を作ること。そして4〜5%の利息をとること。身内の間の貸借でも、借用書を作っておけば、税務署対策にもなります。
また、お金を借りる人は複数の人から借りることが多いもの・・そして返すのは、最初は取り立てに厳しい人へ。いい人は付け込まれ易くなります。書面を作っておくとそれだけで相手へのプレッシャーになります。それを差し押さえ等が可能な公正証書にすれば、さらに効果的です。公証役場で、公証人費用と印紙代を支払えば数万円でできる予防策。お得でフレンドリーに対応してもらえますので、お勧めです。

・クーリングオフ・・契約後8日以内でしたら、多くの場合、クーリングオフ(無条件解約)が可能です。必要事項を明記して、相手方に8日目までに発送すればいいのですが、より確実な方法として内容証明をお勧めします。20字×26行で文章を作成し、同じものを3部作ったら、投函用の封筒と認め印をもって大きい郵便局に行きます。一部は郵便局保管、一部は相手方へ、最後の一部は自分が保管します。配達証明も出して貰えば、後日、到着日を知らせる葉書が届きます。この仕組みで、クーリングオフの文書の発送日が明らかになり、トラブル回避に役立ちます。また、8日を過ぎても解約可能な場合もありますので、諦めずご相談ください。



・結婚・・結婚した人の4割が離婚するといわれるほど離婚が増えています。でも、離婚する為に結婚する人はいません。円満な結婚生活のために「結婚契約書」をお勧めします。最初に、そして折を見て、夫婦の間で約束事を確認したり、お互いを見直したりして書面に作成するのですが、普段言えないことを話し合うきっかけにしてください。約束事は日常の「ちょっとしたこと」なのですが、その「ちょっとしたこと」で離婚する夫婦が多いのです。
 
・離婚・・離婚できちんと離婚協議書を作成する人は意外に少ないものです。慰謝料はどちらかに非があったときの損害賠償請求ですので、協議離婚などの場合には発生しない場合もあります。財産分与は、結婚後に二人で築いた財産を分けるもので、結婚前の財産には及びません。慰謝料も財産分与も非課税です。お子さんがいる場合には、養育費が問題となります。後日のトラブルを避けるために、話し合える段階できちんとした公正証書で離婚協議書を作っておくことをお勧めします。委任状があれば代理人でも可能ですが、夫婦双方の代理はできません。

・成年後見・・本人がはっきりしているうちに将来を考えて後見人候補者を選任し、それを登記しておくのが任意後見です。本人の意思を実現すべく本人の代理人となりますが、本人がはっきり意思表示できなくなったときには、後見監督人を選任してもらい、後見監督人に後見事務を報告します。
 一方、本人がすでに認知庁などではっきりしなくなった時には、法定後見を家庭裁判所に申し立てします。そうしないと、たとえ家族であっても本人の財産を管理できません。後見人は家庭裁判所に後見事務を報告します。
 よい制度ですが、後見人になる人が不足しています。行政書士も後見人になっていますのでご活用ください。

・遺言・相続・・相続税が変わり、相続税の対象となる人が増えるでしょう。遺言についての書籍等も多く、自筆証書遺言ならすぐにできると思われがちです。でも、紛失・隠匿・改変などの危険性や、厳密な様式を満たさずに無効となる恐れもあります。また、自筆証書遺言が見つかった場合には家庭裁判所で検認手続が必要になるなど、相続人に負担をかけます。それよりも、安全・確実な公正証書遺言をお勧めします。本人死亡時に相続人は遺産分割協議書を作る必要がありません。遺言通りの執行を円滑にするには、遺言執行人を決めておくのもお勧めです。信託銀行などでも執行手続きをしてくれますが、執行料が高いようです。



「行政書士」という名前からは、その業務内容が分かりにくいといわれます。当日の質疑応答でも、「質問したいことが行政書士の専門分野なのかどうか分かりません。」という発言がありました。
「行政書士は間口が広く、敷居が低い法律の専門家と思って下さい。どこに相談してよいのかよくわからない時には、まず、神奈川県行政書士会の窓口にお問い合わせください。相応しい専門家をご紹介いたします。」
安友氏の回答にご安心くださいましたのか、相談会にもたくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。



神奈川県行政書士会の「行政書士ADRセンター神奈川」は、平成22年3月5日 に法務大臣対して認証申請を行っておりましたが、その後の現地調査及び審査等が終了し、平成22年12月27日、法務省より認証通知書の交付を受けました。

「行政書士ADRセンター神奈川」は、法務省「かいけつサポート」の認証紛争解決事業者第84号として事業を開始することになります。行政書士会としては、東京会、愛知会、京都会、新潟会、和歌山、岡山に続き、全国で7番目の認証となります。

 取り扱う紛争分野は、日常生活で起こる身近な2つのトラブル
ー転車事故に関する紛争
外国人の職場環境・教育環境に関する紛争
です。

神奈川ADRセンター案内   
http://www.kana-gyosei.or.jp/3f/93.php


鶴見・神港支部 マニュアル委員会制作
「行政書士のための実務ハンドブック〜遺言・相続」が
平成22年4月に完成し、全支部会員に配布されました。



マニュアル委員会が一年がかりで取り組み、
支部会員のボランティアによるA4版総200ページの大作となりました 。

本「実務ハンドブック」は、
(1)相談業務においての基礎的な知識
(2)業務を受託施行する際に必要な応用知識
(3)許認可業務において知っておきたい知識
(4)経験から学ぶ知識
という4つの柱で構成されています。

実務ならではの特殊な例も含め、かなり詳細に記述しています。
また、支部会員の声が聞こえるコラムやコーヒーブレイクも入っています。

当支部会員の業務向上のために編集・作成したもので、会員の方々からは「実務に直結して、非常に便利」と好評を得ています。

編集・制作に多大な知恵と労力と時間とを費やしてきました島村委員長に、その胸の内を寄稿していただきました。

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      編集・制作にあたって
                         マニュアル委員長 島村泰子

私は、もともと編集作業に興味があり、教科書の作成、出版物の校正などに携わった経験がありました。けれども、多数の方と意見を調整しながら、しかも法律関連の出版物となると初体験で、これは大変なことをお引き受けした、という思いが後になって募りました。
書店で片端から相続関連の本を探したり、様々な資料を点検したり、ネットサーフィンを試みました。その結果、
々埓書士として許認可の観点を取り入れる
遺言・相続の解説に極力条文や判例を示す
実務で参考にできるものを編集する
以上3点の基本方針を立てました。
 何よりも先ず、支部会員の方から原稿を頂く必要がありましたが、有難いことに多くの皆様がご協力くださいました。次は、少しでも経費を節約するために全原稿をデジタル化しなければなりません。文字通りのボランティアなので、どうすべきか迷いましたが、支部MLでの募集に応じてくださった方々が驚異的なスピードと正確さで見事に仕上げてくださいました。
 年明けに校正作業に入りましたが、これも多くの方の協力を得ることができ、いろいろと忌憚のないご意見も頂戴しました。特に神経を使ったのは条文のチェックです。また、チェックリストも、業務の受託執行の際に本当に使えるものにしたいという思いから、時間切れになるまで何回も、何回も修正の手を加えました。その結果、当初とは比較にならないほど、見やすくなったと納得できるまでになりました。風営関連、著作権関連については、支部以外の方々にもご指導を頂き、厚く感謝しております。
 このマニュアルをできるだけ多くの方々に活用して頂き、今後とも有益なご意見を頂ければ、幸いこれに過ぎることはありません。


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当マニュアルについてのお問い合わせ先:
      鶴見・神港支部長 安友千治 045-317-0902



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