支部会員の輪 : 高橋 幹子会員

支部会員の輪も10回を超えました。
行政書士を良く知らない皆さんにも、行政書士の方にも、あるいはこれから行政書士を目指そうとしている方にも、なんらかの興味を持っていただければ嬉しいのですが・・

さて今回は、高橋幹子会員です。



事務所:横浜市港北区箕輪町1−17−1−208
    (東急線・横浜市営地下鉄日吉駅より徒歩3分)
    連絡先:045−562−4726   Fax:045−562−4726
E-mail: sdmfmiki@or2.fiberbit.net
URL:http://www.or2.fiberbit.net/sdmfmiki/
専門分野:成年後見関連、入管取次申請

まず、高橋さんが成年後見に関わるようになったいきさつを伺いました。
「父が脳梗塞で倒れたのは平成16年、父が74才の時でした。大抵の病気は一晩寝れば治る、という生活を送っていたのに、その時は全然違いました。後遺症で右半身が不完全マヒし、歩けない、字が書けない・・。倒れた日を境にして、頭はしっかりしているのに身体が思うようにならない状態になったのです。
父は、1年以上入院した後に自宅に戻りましたが、突然降りかかった現実をなかなか受け入れられなかったのでしょう。デイサービスに行きましょう、という申し出も拒絶し、苛立ち、本人も家族も大変な状態が続きました。それほどまでに、精神的ダメージが大きかったのです。
施設への入所や介護サービスの申し込みも、預貯金の管理も、基本的には父本人の自署が必要です。最初の頃こそ、父は車椅子で出向き、自署代わりの印を押して手続きしていましが、そのうち、だんだんと外出も難しくなっていきました。」
後見人であれば、本人のために、さまざまな手続きを行うことができます。
高橋さんは、平成19年の行政書士開業登録と時を同じくして、お父さまの後見人(補助人)となりました。行政書士である以上、家族に対してもきちんとしたい、という気持ちが強かったそうです。もちろん、介護保険や施設など、高齢者を取り巻く情報にも詳しくなりました。

身内の経験から、成年後見に関わるようになったわけですが、「第三者として後見人になることは、身内の後見とは全然違います」と、高橋さんは強調しました。
「介護・療養にはお金がかかります。介護保健等でまかなえず自費で負担する場合も多くあります。家族が、本人の介護のために使った費用なのだからと、本人のキャッシュカードで本人の預貯金を下ろして支払う、というような話をよく聞きますが、こういうことが後々トラブルの原因になりやすいのです。家族間でしたことは、明らかにならないことがままありますが、第三者ならきっちり、明確に管理できます。
また、本人にふさわしい生活・療養環境を用意すべきでしょうが、身内が多ければ多いほど、それぞれの言い分があって、話がまとまらないことが多いようです。遺産を減らしたくないばかりに劣悪な環境を強いることすらあります。そんな時にも、まず本人の利益を優先的に考える第三者が入ることに意味があります。第三者なら、本人の経済状態に合わせた生活環境を冷静に選択できます。
6,7年前に比べて、最近は高齢者に関わる人の対応がとても良くなりました。医師や看護師、ケア・マネージャーが強者、高齢患者やその家族は弱者と感じられた頃もありましたが、時代の流れでしょうか、適切な施設と関わっているためでしょうか、スタッフも若い人が増え、皆さんよく勉強されていて、本当に親切・丁寧に対応して下さいます。
父は、昨年、他界しましたが、現在は母の介護をしています。成年後見の仕事は自分には向いていないのではないかと思われましたが、結構、大丈夫みたいです(笑)」

高橋さんは、成年後見関連のほかに、入管関係の業務にも取り組んでいます。
「フィリピンの女性へのインタビュー等は、文化の違いが垣間見えてとても興味深いです。国によって、法律、宗教、制度、考え方がさまざまで、フィリピンでは、そもそも、離婚も避妊もまして堕胎もない、認知の制度が無いなど様々な制約があるせいでしょうか、相談者の話をよく聞いたら、子供がたくさんでてきて驚くことがあります。フィリピンの女性からみると日本の低出生率・少子化は不思議なことなんだと思います。
基本的にお客様の自宅でお話をうかがっていますが、プライベートな話、女性同士うちとけると最も多い夫の愚痴話(笑)を聞く時には広い相談スペースのある事務所が欲しいと思います。一見無駄と思えるような世間話から、重要な事柄がわかる事もありますから・・」

「もともとテキスタイル・デザイナーでもあり、今もスカーフのデザインなどをしています。行政書士には前職を生かした業務展開をする人が多いようですが、私は何の関連もなくて苦労しました。開業後の3年はあっという間。すぐに仕事と思わず、周りを見ながら徐々に仕事を増やしました。だから、新しい方には3年ぐらい待てる資力があるといいですね。」

実は、紹介を受けた平出さんとは趣味の音楽仲間だそうです。といっても、ジャンルはメタル。ブラック・レーベル・ソサイアティ、パンテラです。「私もミュージシャンの誘致とかをしたいのですよ、メタル専門で。SNS(MySpace, Facebook,など)で同じ嗜好の人と親しくなりますが、ヘヴィメタルのミュージシャンは外見が強面ですが、実は気さくでいい人が多いんですよ。筋トレとかして健康的だったりして、しかも、筆まめ(笑)」
今、カナダのデスメタル・バンドの人に日本語を教えているそうですから、すごい!

意外な一面をお持ちの高橋さん。メタルのコンサート、本当に実現するかもしれませんね。
楽しみにしています!

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