支部会員の輪 : 山中 祐輔会員

次に支部会員の輪で取材したのは成年後見人業務を取り扱う山中さんです。



事務所:横浜市鶴見区北寺尾1-13-42
連絡先:045-571-4425   Fax:045-571-4425
E-mail: ponta@h2.dion.ne.jp
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専門分野:成年後見、遺言、相続

山中さんが行政書士登録をして2,3年目、まだ成年後見制度をよく勉強していなかった頃のことです。
アルコール中毒ぎみの男性が、奥さんを亡くしました。夫婦に子供はおらず、奥さんの両親もいなかったので、男性だけでなく、奥さん方の姉妹、甥っ子、姪っ子等十人以上が相続人でした。最初は、姉妹甥姪達は相続を放棄すると言っていました。でも、実は奥さんは密かに全ての財産を自分の名義にしていたのです。想像以上に遺産が多いことを知って翻意し、相続手続きは難航しました。
そうこうするうち、男性は近所の道路脇の小さな崖から転落して、首の骨の怪我で入院。車椅子の生活になりました。財産は奥さんの死亡によって凍結されてしまい、入院費やアパートの家賃の支払いに困りました。アパートの大家には、すぐに出て行くように言われるし・・。
山中さんは、相続手続きと平行して、病院での手続きを始め、アパートの片づけ、引き払い、様々な支払いをすることを依頼されました。入院している男性に代わって行うには、その頃は一つ一つに委任状が必要でした。奥さんのお骨を納めに、お寺へも行きました。
その時の経験から、山中さんは、体が不自由な人や判断能力の低下した人の財産管理や契約の支援などの必要性を痛感し、成年後見制度の勉強の勉強を始めました。
核家族化が進み、年老いても家族の世話になりたくない、現実問題として息子さんや娘さんが遠方に住んでいて支援が出来ない、などという人が増えている現在、ますます、職業後見人が必要とされていると感じています。実務の大変さを知っているからこそ、ボランティアによる市民後見人には荷が重過ぎ、対価が無いと正しく成立しないのではないかと危惧しています。また、高齢者を取り巻く介護・医療関係者などとの関係づくりも、職業後見人が適しているのではないでしょうか。

もともと、大学の法学部出身。卒業時、内定を貰っていた会社の説明とは違う同意書の内容に納得できずに蹴ったら、他への就職が難しくなってしまいました。資格を持っていれば、何かにしがみつかなくても生きていけるかな、と考え、動物病院と青山学院大学でパソコンなどの仕事をしながら、資格試験の勉強をしたそうです。25歳で合格、開業。勉強していた資格学校の開業実務講座の人脈を頼りに、最初の頃は会社設立、建設業、動物病院の麻酔薬取扱許可申請など、依頼があればなんでもしました。

平成19年に神奈川成年後見サポートセンター(略してサポセン)に入会して、その後成年後見がらみの仕事が増えました。今ではサポセンの仕事にも追われています。サポセンの内情にも詳しく、将来を考えての発言に熱がこもっていました。

プライベートでは、千葉ロッテのファン。千葉ロッテが川崎球場をホームグラウンドとしていた頃、丁度山中さんは中学生で、3年間に100試合以上通い、村田兆治投手が特に大好きだったそうです。また、無類の電車好きで、いわゆる「乗り鉄」。昭和一桁の電車が走る鶴見線の木の床に魅力を感じ、ネクタイピンはいつも電車の形。
パソコン講師の一面もあり、壊れたパソコンを修復して楽しむこともあるそうです。

やりたいことが明確で、それについて語れば尽きることが無い・・そういうタイプとお見受けしました。

では、最後にお茶目な写真を一枚・・



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