支部会員の輪 : 大川 敦会員

クリスマスの今日、支部会員の輪のバトンが渡ったのは、平成21年開業の大川敦会員。
神奈川区片倉町の自宅を拠点とし、地域に根差した仕事に取り組んでいます。
さっそく、行政書士になったきっかけから伺いました。


事務所:〒221-0865 横浜市神奈川区片倉一丁目17番34−504号
連絡先: 045 - 491-0154
E-mail: atsushi-okawa@adagio.ocn.ne.jp
URL:
専門分野:成年後見

「漫画『カバチたれ』がきっかけで行政書士という職業を知り、そういう資格があるのならと軽い気持ちで受験したのが平成14年です。当時はコンピューターのプログラマーをしていたので、行政書士になるつもりはありませんでした。勤めていた会社は友人が経営していたのですが、この不景気で厳しい状況に陥りました。会社では年齢も上のほうで、高給取りだった自分が辞めることで会社を持ち直せると、辞めて行政書士になりました。」

穏やかでまあるい風貌ではありますが、友人を思う男気のある方とお見受けしました。しかも、行政書士の資格で一体何を仕事にすればいいのか、開業前には本を読んで戦略を立て、そして今、まさにその戦略通りに行動しています。

「神奈川区片倉町は高齢者の多い住宅街。ご主人がお亡くなりになるなど、一人暮らしのご老人も多い町です。そこで、相続・遺言関係を中心に考えました。あまり営業が得意ではないので、近くのコープかながわで時々開催される会合に参加することから始めました。コープは福祉や介護に力を入れており、介護に困っている人たちの座談会や、葬祭に関する勉強会などがあるのです。それらに出来るだけ顔を出し、そこで知り合った人から相談や依頼を受けています。行政書士になってからは、成年後見サポートセンターにも所属して、成年後見の業務もしています。」

「開業にあたり、パソコンなどを家庭用のもので済ませましたから、開業資金を抑えられたのはラッキーでした。でも、漫画と現実はぜんぜん違います。電話がひっきりなしに鳴るなんてことはありません。法律の本だけでは分からないことも予想外のこともあり、本来掛けるべきでない時間が掛かります。」と、コスト意識がなければ出ない言葉です。
そんな時にはどうしますか?と質問すると
「支部やサポートセンターなどの会合で、経験豊かな先輩が親切に教えてくれます。先輩方に教えてもらっているから、これまでお客さんに迷惑をかけず、事故なくやってこれているのだと感謝しています。行政書士がらみの会合にはできるだけ出るようにしています。」
そういえば先日の支部の宿泊研修には来ていませんでしたよね?と突っ込むと、
「あれは仕事の案件でいっぱいいっぱいで、すっかり忘れていたのです。本当に全く頭にありませんでした。」と赤くなっていました。一つに集中して他を忘れてしまうのですね。

IT関係にいたのなら、インターネットを使った集客は考えていないのですか?
「今、ホームページを作っているところです。裏の仕組みは分かりますが、自分には絵心が無いので専門の業者に頼んでいます。ホームページから来ていただけるかもしれないですけど、原則はご近所さんへの展開です。将来は、片倉町に自宅以外に事務所を構え、地元の人に『ここにくればなんとかなる』と思っていただけるようになりたいです。」
まだまだ、ぜんぜんですけど・・と、また赤くなりながら首をふっていました。

趣味は、クラッシック音楽。マーラーやブルックナー等を鑑賞するのがお好きだとか。
「実は、兄は芸大出身でプロのホルン演奏者でした。学生の頃から、その兄といっしょにホルンを吹いていました。でも、音の正確さや音楽性の豊かさは天性の才能の差と知りました。たとえば、1日5時間毎日同じように練習し、1年たった時に同じように上達するかというと、決してそうはならない。音程を測る器械で兄と自分を比べると、自分はどうしても音に幅がでてしまう。また、楽譜の読み取りにしても、吹いているときは気持ち良く演奏するのだけど、それを録音して聞いてみると音楽の滑らかさがやっぱり違う。それに、演奏には体力も必要なんです。1曲が1時間近いものもあり、終わると本当にぐったりします。兄はトレーニングをしていましたね。兄は教えてくれるのですが、厳しくて、私のほうが苦しくて逃げていました。」
今は聴くほう専門、とのことです。

でも、何かを一生懸命にやったことがある人は何か持っている、と感じました。
これからのご活躍を期待しています。

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