支部会員の輪 : 保坂 一成会員

今回は保坂一成会員です。明確な言葉を使った、熱く、テンポよいお話に、思わず時間を忘れてしまいました。



事務所:〒221-0835  
横浜市神奈川区鶴屋町3−31−1 鶴屋町ビル502B号室
連絡先: 045 -317-9418
E-mail: info@hosakazu.com
URL: http://www.hosakazu.com/
専門分野: 相続、遺言、成年後見手続き

保坂さんは、平成20年5月に行政書士登録し、21年11月に新横浜で独立開業。
翌22年3月に横浜駅の近くに事務所を移し、「最近ようやく仕事が途切れずに入るようになりました。」とこれまでの日々を振り返ってくれました。

20歳で入所した司法書士事務所に補助者として長年勤務し、業者との打ち合わせから不動産の銀行決済、登記まで行っていた保坂さん。仕事は順調だったのですが、与えられたことを黙々とこなしていく業務内容や補助者という立場に不安を感じ、いずれは自分の力で生きていきたい、とずっと考えていたそうです。
友人が資格を取り司法書士事務所を立ち上げた時、29歳だった保坂さんは前の事務所を辞め、0から出発の事務所に移りました。友人にはない実務経験を生かし、さらに自ら積極的に営業も行い、事務所の成長に大いに貢献しました。2人で始めた事務所は順調に業績を伸ばしましたが、友人のある裏切りにより次第に溝が出来始めます。人と人の繋がりや信頼関係、約束を最も大切にしようとする保坂さん。保坂さんの真っ直ぐな気持ちは、約束を裏切った友人を許せない厳しさに繋がりました。

この気持ちのまま司法書士事務所の補助者を続けるか、資格をとった行政書士で独立するか、悩みに悩みました。補助者の収入は決して悪くありません。むしろ良いほうです。二人の子供がいて、家のローンもある。独立して仕事があるのか、先の見えない不安・・保坂さんの一番辛い時期だったのでしょう。精神的に不安定になり、あまりの体調の悪さに病院に行き、胃カメラを飲んでみたら胃の中は血だらけの状態。考えすぎて身動きが取れなくなり、「これはもう人生を変えるしかない」と、一歩踏み出すために自分のブログで独立することを告白しました。その時、「君は行政書士一本でもできるよ」と保坂さんの背中を押したのが大先輩の安友先生だったそうです。

独立して最初に見つけた事務所は、税理士、行政書士、社労士の集まった総合事務所。新横浜にしたのは、鶴見・神港支部を離れたくなかったからでした。その後、その総合事務所にいた何人かの仲間と横浜西口に事務所を移転しました。しかし、さまざまな経費がかさみ、未だに生活は赤字が続いています。

横浜西口の事務所にも最近ようやく落ち着いてきて、現在は民事法務を中心に業務を行っています。具体的には、遺言・相続・成年後見関係の手続きや内容証明・公正証書を必要とする契約業務などです。独立当初は「できることはなんでもやってみる」の方針で、新聞折込チラシ、封筒の宣伝やダイレクトメールをやってみたり、ホームページも作成、各種会合にも出席したり、営業にできる限りの投資をしました。でも、結局、口コミの紹介に勝るものは今のところないようです。区役所、地区センターのセミナーの講師を引き受けたり、積極的にボランティア活動に参加したりもしていますが、そこで自分を売るような営業はしません。様々な会合に顔を出して分かったのは、1回や2回、顔を出したって仕事には繋がらないこと、継続して信頼関係ができて初めて話が繋がっていくこと。そのためには、それなりの時間がかかること。
「その結果、異業種交流会の成功事例としても取り上げられたのですが、」と新聞記事を見せてくれました。左側の会社の社長と知り合って、無料で記事を載せてもらった例です。

休みの日は、子供と遊んでいるか、ボーっとしていることが多いようです。最近飲む回数は多いけれど、プライベートな飲みは全くといっていいほど無いようです。

「まだまだ、行政書士が手をつけていないビジネス・チャンスが潜んでいると思うんですよ。行政書士でなければできない仕事をからめた、新しいビジネス・エリアを考え続けています。」と目を輝かせます。
「書士会や支部の役にも声をかけていただき、感謝しています。行政書士にはさまざまなバックグラウンドの人がいますが、開業してスタートラインにつき、どうビジネスを展開するか、そこからが勝負。学歴とか関係ないですね。
人間関係を大切にして、依頼を受けたら期待にお応えしたい。仕事をこなすのではなくて、提案型のお話ができるような柔軟な行政書士になりたいです。自分が応えられない場合には相応しい人を紹介できるよう、幅広い人の繋がりも持ちたいです。支部の中には、自分が目指したい人、尊敬できる人がたくさんいます。」

様々な士業の多様な人と知り合い、辛い思いも糧にして、さらに前に進もうとする気力に満ちていました。写真で見る通りの甘いマスクで、男性女性を問わず、すぐに打ち解けるとか・・今後のご活躍にますます期待します!

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