支部会員の輪 : 安友 千治会員

今回は、神奈川県行政書士会副会長・研修部副部長、広報部部長など、数々の役職に就任し、鶴見神港支部では長きに渡り、支部長を務めた安友千治会員、満を持してのご登場です。
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事務所:〒221-0822
連絡先: 045 -317-0902    
E-mail:ghg00730@nifty.com
URL:http://www.gyoseishoshi.co.jp/
専門分野: 入管外国人関係・民事法務関係

安友さんは多くの人の信望を集め、様々な役職を長きに渡って務めています。さて、一体、どのような経歴をお持ちなのでしょうか?

大学卒業当時はオイルショック後の就職難の時代でしたが、大手製薬会社に営業職として入社しました。営業には体育会系が多かったのですが、屈強な人たちでも身体を壊すほど過酷な勤務状況だったそうです。そんな中、普通の営業はしないで娘の就職問題・学習問題、奥さんの身の上相談をのんきに引き受ける等変わったことをする奴だと本社の部長に気に入られ、秘書的に働くことになりました。その派閥に入ってしまえば安泰だったかもしれませんが、大企業の歯車になって約束された道を行くつもりはなく、わずか1年10カ月で退社。安友さん25歳。退社後に三井との外資系企業の本社管理課に勤務しました。ここは霞ヶ関ビル9階で当時としてはなかなか快適な職場環境でした。退職後、雇用保険を受けながら結婚準備をして、結婚しアメリカ西海岸とハワイへの新婚旅行に行ったそうですから、天晴れです。

次も大手の運送会社に営業職で入りましたが、これまたひょんなことから視察に来ていた本部長に気に入られ、すぐにその命で航空貨物の貿易業務を行う特別事務職に就き、いきなり管理職待遇となりました。あまり表には出せないようなリベートがらみの裏の仕事をしましたが、やはり1年で、奢りで辞めました。

横浜市の試験を受けて合格したのは、28歳の時。4月を待たず2月採用で横浜市の道路用地課に配属され、4年間ほど用地買収やそれに伴う立ち退きを担当しました。公団への入居斡旋、代替地の用意など、この時の人脈と経験をもとに、昨年、支部研修を行いました。

その後、横浜商業高校の定時制の事務職を7年勤めました。当時は交代制の勤務で、休みも沢山ありましたので、司法試験の勉強にうってつけでした。その勉強中に行政書士試験を受けたそうです。行政書士試験の合格体験談を雑誌に寄稿した際に、同じ雑誌に武藤という行政書士の話が載っていました。その人は新宿に事務所を持ち、会社の顧問などコンサルタントとして、また、プライベート・カンパニーの経営者として活躍しており、「人脈豊富で面白そうなことをしている」と興味を持ちました。丁度3人目の子供が生まれた時で、「やるなら今」と行政書士事務所を開業しました。平成5年4月、安友さん38歳のことです。

開業後は桂井日本行政書士専門学院の通信教育を受け、営業の仕方、名刺の配り方、DMの作り方、申請書の書き方など、実務を学びました。その後、社会人セミナーでであった会計士らとPCバンを使ったDDクラブ(独立独歩クラブ)を立ち上げ、月1回異業種交流会を開催しました。途中、PCバンからニフティに代わりましたが、交流会は7,8年続き、開業希望の様々な人々が集まりました。開業医・デザイナー・映画製作に関わる人・モデルクラブ・悪役クラブ・大使館勤務・女性起業家などです。このクラブは結構メディアにも注目されアントレという雑誌に載りました。「情報を発信するところに、情報は集まる」と信じ、今も様々な所で発信し続けています。

開業後3年くらいは支部に関心を持ちませんでしたが、無料相談会に声をかけられたのをきっかけに、支部活動に目覚めました。丁度、鶴見支部と神港支部が合併した頃です。支部内で「おにぎりの会」という勉強会を開き、その後、おにぎりの会の参加者が支部の執行部の中心になっていきました。

仕事は、最初は税理士・弁護士などから紹介された許認可から始まり、今に続いています。
東日本大震災の後の原発問題で、日本在留の外国人が一時帰国のための再入国手続きに集まり、入国管理局が大変な事になっています。今は、オーバースティの人たちも帰国させているようで、どっと人が集まり、4時間待ちも経験しました。中国までの旅券は通常往復3万円程度ですが、今では片道7万から30万になることもあり、この災害を利用して商売している所が見え隠れしております。今は、入管の行政書士用特別窓口がなくなっていますが、最近は入管の状況も一段落してきたようです。
区役所や施設の依頼で、後見人の仕事も増えています。
相続・遺言の仕事は一般的に多いですし、結婚や離婚の協議書の仕事も受けています。
昨年の4月に「結婚契約書」(カンゼン)と言う本を出しました。結婚や同棲・内縁関係などに新しいルールをつくるサポート本として評価頂いています。
支部の会員は増加傾向にあり、現時点で200人を超えました。新人さんは、ぜひ支部活動に参加してください。まずは、支部の人たちと顔の見える関係になってください。

大震災後、行政書士がどのように被災者を支援していくか、考えている最中です。行政書士有志の義援金活動はそのひとつ。神奈川県でも2000人ほどの被災者を受け入れていますので、何かお手伝いできることがあるのではないかと考えています。

インタビュー終了後、あらためて、安友さんが現在の安友さんに至る原動力というか、様々な仕事を経ながら変わらなかったものは何なのかを質問してみました。
「自営業というか、自由業になりたかった。それに、3人の子供に会社を残したい。今、実際に動いているのは1つだけど、2つ会社を作って、それと行政書士で3つ。子供たちがそれを継いでくれるかどうかは分からないけど、基礎となるものは残せると思う。
後、大事なことは何事も『楽しみながら行う!』『決して一人では何も出来ないから人と一緒に楽しみながら仕事も生活も行っていく!』 これが秘訣ですね。」

安友さんが何者にも縛られない自由人であるところに魅力を感じて、人が集まるのかもしれません。

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