支部会員の輪 : 石井 亜由美会員

さて、今回は、石井会員にご登場願い、まずは行政書士の仕事の魅力からお話を伺いました。



事務所:横浜市神奈川区新子安1−15−8−202
連絡先:045-633-7703  FAX:045-309-0087    
E-mail: gyousei-office@ayumiis.com
http://gyousei.ayumiis.com

専門分野: 化粧品・医療機器等の許認可、社団法人、財団法人の公益認定申請

石井さんは、法人を対象とした許認可や法人設立サポート(司法書士と提携)が専門。
「面白い商品やサービスを売りたい、と相談にみえるお客様の起業に立ち合い、その成長を見守ることを楽しみにしています。」という石井さん。コーチングスキルを学び、事業計画の作成、新商品の営業戦略など会社の経営にかかわる相談業務も行っています。
「一般的な建設業や産廃以外にも、実に様々な業種があって面白いですよ。ビルの清掃やペットショップ関連の登録、輸入化粧品の販売や歯に関する医療機器の許可など、お客さんがやりたいということを実現するために調べることだらけです。」
ネットや本に散在する情報を集めても、すぐに生きた情報になるわけではありません。
「これが大切」というポイントが分かり、お客さんに聞くべき要件・スケジュール・金額を抑えられるようになり、「仕事をやった感」を感じたのは3年目くらいからだと言います。
「行政書士の仕事は、お客様から報酬を受け取った上に、ありがとうって言ってもらえるのですよ。」

石井さんの前職はある大企業の開発エンジニア。プリンターや扇風機の実験データを収集してマイコンを評価したり、特許に携わったりもしました。一人で黙々と作業する姿を想像するに、「ありがとう」は馴染まない世界だったのかもしれません。
出産を機に退職した後、特許事務所で仕事をし、最初は弁理士になることを考えました。でも、行政書士をとれば弁理士の試験が一部免除されること、子供が小さくて学校には通えないけど、行政書士の資格は独学でとれそうであることを知り、受験を決めました。法律を読み解く面白さに触れたのもこの時です。行政書士試験に初チャレンジで合格したときには、正直まさか?!と驚き、もしかしたらこれが運命なのかも・・と、思い切って独立して仕事を始めることにしました。開業する前に研修でお会いした先輩から親身なアドバイスを頂いたことも励みになったということです。

固い決意とは裏腹に、なんのツテもないままの開業でした。最初の仕事は、開業セミナーで知り合った東京の社労士さんからの依頼。その後、お客様やいろいろな関わりの方からの紹介で、だんだん業務が増えて行きました。ほとんどが紹介ですが、HPからエンジニアという経歴を見て依頼して下さる製造、設計の会社もあるそうです。
「これまで続けてこられたのは運がよかったから。怖い人にも会わず、不払いもありませんでした。」と謙遜しますが、「準備は入念に」を心がけています。書類作成のプロとしての仕事をするために、確認作業には手を抜きません。

さらに、行政書士を続けている人たちに共通することとして挙げたのは
・どんな仕事にも挑戦すること
・仲間との交流を大切にすること
「女性は細くても長く続けていけばいいのよ」という言葉には大いに励まされたといいます。同業種・異業種の仲間から情報を得、仕事を紹介してもらうこともあります。一人で抱え込まずに仲間と協力することの大切さ・・。他の士業と情報交換させて頂くのは、主にめったにないようなレアケース。いろいろな経験を積んだ方々に助けられています。

「一人で仕事をしているので効率が悪くて・・」と言いますが、自宅近くに事務所を構えるなど、ちょっとやそっとじゃできません。仕事と家庭のバランスについて問うと、「駄目主婦なんです〜〜家事が苦手で〜〜」とひょうきんな声で答えました。でも、石井さんには、家事全般何でもできて、何でも石井さんの好きにさせてくれる、理解あるご主人がついています。

・・・・インタビューを終えた後、少しお時間をいただいて筆者の相談に乗ってもらいました。ほんのアイディアでしかない私の夢物語を真剣に聞いてアドバイスを下さるので、行動を起こしてみようか、という気持ちになりました。別れ際に、「また話の続きを聞かせてください。」と言われたのですが、「それを言うのは私の方ですよ。」と胸の中で返していました。
石井さんは、そんな方です。

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