支部会員の輪 : 巴陵 益克会員

今回の輪は、行政書士と社会保険労務士を兼務し、行政書士の業務としては成年後見を中心に活躍している巴陵(はりょう)会員です。


〈右が巴陵さん。本間さん(左)と行政書士稲門会の台湾旅行にて〉

事務所:〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2−2−23  モナーク鶴見312
連絡先:045-521-8909
専門分野:成年後見

前職のSEを2000年2月に退職、2001年9月社労士の資格を取り、その関係の仕事に約1年、2002年4月には結婚、5月行政書士開業、9月成年後見サポートセンター登録・・
21世紀の幕開けは、巴陵さんとっても激動の時だったのでしょうが、その内容とは裏腹に、小声で淡々とした話しぶり、あまり自分を主張しない物静かで飄々とした印象を受けます。
その後、横浜中央支部の入管関係の行政書士法人に2年ほど所属したこともありましたが、今は社労士として企業の人事・労務関係の仕事を押さえつつ、行政書士として10人程度の成年後見に携わっています。

最初に成年後見人になったのは、2005年、成年後見サポートセンターからの紹介でした。ところが、就任してから半年も経たないうちに被後見人がお亡くなりになったため、残されたわずかな財産を処分しなければなりませんでした。相続人を調査したところ、茨城県、兵庫県、奈良県に計4人居るらしいことがわかりました。その内、郵便で連絡が取れたのはわずか2人。郵便物が所在不明で帰ってきた相続人の所へは、電車を乗り継いで探しに行きました。真夏の暑い最中、田舎道をさんざん苦労しましたが探し出せず、結果的には失踪宣告を受けました。もう一人は、被相続人と関わりたくないと頑なで、相続放棄となりました。
「いろいろあって大変だったけど、誰かがやらなきゃならない仕事だからね・・」と巴陵さん。

年に数件、定期的に成年後見の依頼を受け、被後見人にふさわしい施設を探して契約を取り交わしたり、定期的に訪問したり、財産管理をします。また、年に4回ほど開催される区役所主宰のサポートネット(事例研究会)には鶴見区の行政書士代表として参加しています。
「被後見人の方々の話を聞くことが、なにより大切」とのこと。
傾聴の姿勢が、巴陵さんのキャラクターを造ったのか、もともとの性格がこの仕事に生かされているのか、きっとどちらもあてはまるのではないでしょうか。

仕事柄、早朝や夜中に電話があると、何かあったのではとドキッとするそうです。成年後見はお亡くなりになるまで継続してサポートする仕事ですが、その後の相続手続きを任されることもあります。お葬式などへの参列も多くなります。
また、「ケア・マネージャーさん、ヘルパーさんや区役所の担当者など、被後見人に関わる人たちと連携をとって、やれる範囲でやっています。」と控えめですが、関わりのある介護会社の許認可や助成金申請手続きなども受け、成年後見を中心に仕事の幅は広いようです。
「営業と言えば営業だけど、深く考えずに依頼された仕事を受けてきた結果、こうなっています。家裁関係の仕事の報酬額は家裁が決めて後払いだし・・過度な期待はしないでいくつかやっていると、どれか当たるっていう感じかな。」

それから、いつまでも仕事の話じゃなくて〜という雰囲気で身を乗り出し、
「僕の趣味は競馬なんですよ。といってもそんなに時間はかけていませんが。土日に家に居るときはパソコンで馬券を買って、グリーンチャンネルっていう競馬番組を見ています。年に1回、競馬仲間と競馬見て、温泉入ってっていう旅行もしています。この前は新潟でした。」と、とてもいきいき!
馬が好き?それとも、ギャンブルが魅力ですか?と聞いたところ、馬ではないらしく、
「仕事を辞めて独立開業するっていうのが、一番のギャンブルだったね。独立して仕事があるかどうか、分からないからね。」
ふむ・・ギャンブラータイプの人は、流れを読みつつ流れに乗るものなのでしょうか・・
ちっともはしゃいでいるようには見えないけど、必ずといっていいほど飲み会の二次会にいる巴陵さん。実はいろんなところで流れを読んでいたりして!?

後見人であることとギャンブラーであることはまるで異質に感じますが、巴陵さんの中ではうまく融合しているようでした。
成年後見・相続等の需要が増えていくといわれる昨今、支部などの活動にも意欲をみせる巴陵さん。
さて、今後、どのような展開を見せてくれるでしょうか?

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