支部会員の輪 : 加賀 雅典会員

支部マニュアル委員会では積極的に執筆し、皆に頼りにされている加賀会員。
海事代理士資格も併せ持ち、アマチュア・オーケストラの楽団員でもあります。
今回は、そんな多様な顔を持つ加賀雅典会員にインタビューしました。



事務所:横浜市港北区日吉本町5−67−11−1
   (横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉本町駅より徒歩5分)
連絡先:045−564−9103 Fax:020−4667−5974
E-mail: info@office-kaga.com
URL:http://www.office-kaga.com
専門分野:相続・遺言・成年後見・法人法務

平成17年に開業した加賀さんの事務所は、東急東横線・日吉駅の近く。
毎月2回の無料相談会を町内会館で開催するなど、地域に密着した事業展開で、相続・遺言・成年後見の各手続を始め、契約書作成・法人関係手続など様々な案件に対応しています。また、インターネット経由での自動車・海事関係手続の依頼も多いそうです。

「行政書士として、依頼者や業務に対する誠実さが何よりも大切」という加賀さん。ふくよかな耳たぶのせいでしょうか?その奥の円らな瞳のせいでしょうか?落ち着きがあり、安心して話を聞いてもらいたくなります。お一人の依頼者から、その叔母、叔母の配偶者、依頼者の配偶者の3件の相続手続を、順次受任されたこともあったそうです。

初めて遺言執行者になった時の話です。
50代のご主人の余命が幾ばくもないと知り、ご主人に依頼された奥様とそのお兄様がご相談にいらっしゃいました。ご自宅でご主人にお目にかかった時は、まだお元気そうでしたが、その後様態が急変。急ぎ公証人とともに入院先の病室を訪問し、遺言書を作成しました。手は震え、げっそりとお痩せになっていらっしゃいました。そのような状態であっても、ご主人の奥様やお子さんに対する言葉は常に愛にあふれ、長い付言として遺言書に書き残されました。それは、今まで読んだどんな小説の文章よりも、感動するものだったそうです。
数か月後、ご主人のご葬儀に参列しました。生前のご様子やお気持ちを知っているだけに、遺言執行者としての使命を果たすことに全力を尽くそうと、その時心に決めたそうです。
これからも、相続・遺言・成年後見手続の需要は高まり、より複雑になっていくことでしょう。

海や船に関する許認可申請は、すべて海事代理士の業務範囲と思われてご相談にいらっしゃる方が多数おられますが、実は、行政書士の業務範囲であることも多々あります。例えば、「漁業許可申請」「漁船登録申請」「遊漁船(釣り船)業登録申請」は、都道府県に対して行います。また、自らが船舶を保有せず、他の事業者の船舶を利用して貨物の運送をする「貨物利用運送事業」の許認可申請は、国土交通省・運輸局に対して行いますので、いずれも行政書士として手続をします。このほかにも、船舶売買契約書の作成や海運会社が雇用する外国人のVISAの手続などは、本来は行政書士の業務ですが、海事代理士の資格を目にしたことをきっかけとしてお問い合わせをいただくことがあります。もちろん、これらの業務には、船舶や船員などの海事法務の知識が必要となりますので、海事代理士の資格を保有していることは、大きな強みとなります。
元々海や船が好きで海事代理士の資格を取得する方もいらっしゃいますが、私の場合は特にそうではなく、海事代理士の取得を契機に海や船に興味を持ち、2級小型船舶操縦士の資格も取得しました。この資格があれば、プレジャーボートやクルーザーをレンタルして、海岸から5海里(約9辧砲凌絨茲泙覗狃弔垢襪海箸できます。半日1万円以下でレンタルできるものもあるので、大勢で乗船してお酒を飲んだり、釣りをしたり、お花見をしたり、結構楽しめますよ。ただし、操縦する船長自身は、お酒を飲むことができませんが(笑)。

コントラバスの演奏が趣味です。幼稚園の頃からエレクトーンを始め、中学・高校・大学のオーケストラでずっとコントラバスを演奏していました。
大学卒業後は、「新交響楽団」というアマチュア・オーケストラに所属し、毎週土曜夜の練習に参加して、年4回の演奏会をしています。高校生から社会人の方まで100名強の楽団員がいて、なかなか楽しいですよ。ドイツ系のベートーヴェン、ブラームス、マーラーの曲などが、骨太で、弾き応えあって大好きです。フランス系の曲は、印象派の絵画を描くような感じですね。

加賀さんは、行政書士の会合や研修にまめに参加していますし、ほかにも、異業種交流会を毎月1回主催したり、会社やNPO法人の役員・顧問をしたり、先の新交響楽団では演奏面以外にも財務マネージャー(会計責任者)を務めたり、そして地元でボランティア活動をしたり、と多方面にご活躍です。それも、「実は単に、頼まれたら断ることができない性格だから(笑)」だそうです。
つい最近では、母校・慶應義塾大学のグラウンドで行われた大学体育会が主催する「桜スポーツフェスタ」において、地元ボランティアの一員として、豚汁を調理して振る舞いました。このほかにも、ボランティア活動としては、毎年、地元の下田小学校や慶應義塾高校で車椅子体験の指導などもしています。

実に密度の濃い日々を送っている加賀さん。
様々なご縁や活動を通じて信頼を得、業務を広げてきたのではないでしょうか。

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